STORY
数学オリンピックで準決勝敗退した「ヒロ」「ユウ」「ケン」の三人。
社会人となった彼らは疎遠になっていたが、2025年大阪万博にて再会する。
気まずい雰囲気の中で会話をする彼らの前に、 不思議な女性「タオ」が現れ、彼らに告げる。
「黄金丸を持った三人が、世界を救う」
怪訝に思う彼らの前に突然、一本の剣が出現する。
その剣の名前は…『黄金丸』。
何気なく手にした瞬間、彼らは黄金丸に飲み込まれて消えてしまう。
なんと彼らは100年後の世界へと飛ばされてしまった。
そこは量子コンピューター「クアンタム・マシーネ」がはじき出す“確率”により全てが支配される世界。
危険因子を持つ人間が排除された地上に生まれたユートピアとなっていた。
ユートピアを維持するのは、「クアンタム・マシーネ」を神として崇める教団「クアンタム」。
人類は確率によって守られた争いのない世界を実現するのであった。
だが、それをユートピアとは認めない人々がいた。
彼らは抵抗勢力「レトロ」を作り、「クアンタム・マシーネ」から人類を解放する戦いを挑んでいた。
レジスタンスの信じる予言。
「救世主が時を超えて現れ、世界を解放する」
突然、救世主として運命を背負わされた三人。
果たして彼らは世界を救うことが出来るのか…。