少年社中 -DROPストーリー-

RULE

「卵」を5つあつめよ
・迷宮は水で満たされる。これは五日後の死を意味する。
・［Go_d man］は卵を食らう獰猛な獣なり。
・迷宮の地図を記すことを禁ず。
・すべての命は尊きもの。それを侵す者は神より罰せられる。

Story

静まり返った闇の中、異形な姿をした男は、朗々とその声を響かせた。「ようこそ、諸君。マヤの神々が創りし、古の地下迷宮『シバルバ』へ。察しのいい君たちのことだ。もう気付いているかもしれないが、ここに出口は存在しない。もし君たちが迷宮を出ようと欲するなら、君達がそれぞれ大切に握り締めている「卵」を集めなくてはならない・・・。

Xibalba

シバルバ（Xibalba）双子の神は、冥界であるシバルバで開かれた球技会に参加し、破れた為に殺された。シバルバの住人は見せしめとして、双子の兄の首を瓢箪の木に吊した。やがて、木には果実が実り、奇跡として崇拝される。一人の少女はそれに興味を持ち、木へと近付いた。首の髑髏は少女に語りかけ、唾を吐き掛けた。その唾を浴びた少女は妊娠し、地上に上がり双子の英雄を生んだのだ。

Maze

メキシコには、その昔、、チェチェンイツアの十万人のマヤ人が、食事や耕作をやりかけたまま、突然姿を消したという伝説が伝えられている。　北欧系アメリカ人、ロバート=バン＝デル＝ベルデは次のようなことを考えた。「メキシコのユカタン半島の付け根には、太平洋寄りのトーニアと、メキシコ湾よりのパレンケーの間に、長さ二百四十キロあまりの大トンネルが地下にあるのではないか。」　しかし、原住民ラカンドの口は硬く、その入口と出口の場所は聞き出せなかった。

かつて『明日』は卵から生まれていた。
この迷宮は『明日』の卵が孵化する重要な場所だった。
そして、この迷宮を守る一人の男がいた。

『Goodman』それが彼の名前だ。

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